30. Cross Commerce Media, Inc. v. Collective, Inc., 15-782 (Court of Appeals for the Second Circuit Filed: November 7th, 2016)
30. Cross Commerce Media, Inc. v. Collective, Inc., 15-782 (Court of Appeals for the Second Circuit Filed: November 7th, 2016)
この訴訟で争いの対象になったのは"Collective"の商標が有効なのかと若し有効だとしたら"Cross Commerce Media, Inc."によって侵害されているのかの問題でございました。
控訴人"Collective, Inc."は"Collective Network"、"Collective Video"と"C Collective The Audience Engine"に対して登録を受けておりました。また、控訴人"Collective, Inc."は登録されなかった商標"Collective"に対してコモン・ロー(common law)上の権利を求めておりました。
被控訴人"Cross Commerce Media, Inc."は"Collective[i]"("Collective Intelligence"と"Collectivei"を含む)と言う名を使っておりました。
"Cross Commerce Media, Inc."が原告として商標権侵害の否存在の確認と被告"Collective, Inc."の商標登録の取り消しを申し込みました。これに対し"Collective, Inc."が商標権侵害の反訴を提出したのがこの事件でございます。
第1審裁判所の判決の中、個人的に面白いのは以下の判断でございます。(1)登録されなかった商標"Collective"は"描写的な(descriptive)"標章に当たる。(2)登録されなかった商標"Collective"は二次的な意味(secondary meaning)を獲得しないし、"Cross Commerce Media, Inc."の使用の前に"Collective, Inc."によって商業で使用されなかった。
第2控訴裁判所の判決の中、記憶に残る部分をお書きします。
[1]二次的な意味(secondary meaning)を証明する証は暗示的な商標(suggestive mark)に対し侵害を決定する場合でも適切だ。
[2]本質的な識別力(inherent distinctiveness)は事実の集中的な問題として、(1)商標が使用されている特定な商品、(2)商標が使用されている脈絡(context)、(3)商標の使い方に基づいて商品の平均の消費者に渡る標章の重要性を考えに入れて判断する。
Coach Servs., Inc. v. Triumph Learning LLC, 668 F.3d 1356, 1378 (Fed. Cir. 2012)
[3]脈絡(context)的な考え方を適用しながら、第2控訴裁判所は"Collective, Inc."の商標"Collective"の使用は暗示的な(suggestive)ことだと判断した。
[4]標章と商品との関連が直接なものなのかを決定するためにはその標章が商品を特別に·排他的に描写しているのかを考えに入れる。
[5]描写的な商標(descriptive mark)はその意味が商品を直ちに思い出すことができるほど商品と狭く使用されて商標を言う。
[6]暗示的な(suggestive)商標は一団の商品(array of goods)を連想し、その商標を使っている特定商品を思い出すには追加的な精神作用が必要される商標を言う。
[7]商品"moist towelettes"と商標"Wet Ones"の場合、暗示的な(suggestive)商標と認めた。商標"Wet Ones"が湿気(dampness)と一つずつ(one‐by‐one)の使用を思い出せるが、問題の対象になった商品の特性をこの商標"Wet Ones"のみから連想するのは難しいと判断したからだ。
[8]商品"marine action figure"と商標"GUNG‐HO"の場合、商標"GUNG‐HO"は"action figure"と他の人形に対し性格の要素を描写するが、特定"action figure"そのものや差別的な特性まで描写しないから、暗示的な(suggestive)商標と認めた。
Hasbro, Inc. v. Lanard Toys, Ltd., 858 F.2d 70 (2d Cir. 1988)
[9]重要な争点は消費者が"Collective"のみから"Collective, Inc."の商品"data‐driven analytic software"(data‐driven marketing tools)の性格をどのくらい速く推論できるなのかのだ。


コメント
コメントを投稿